愛高教奨学金

愛高教では、2002年度から、主任手当の搬出金や教職員・一般市民のカンパを基金として、返還不要の奨学金制度をつくり、これまで23年間で1048名の生徒に総額5,240万円を支給して、困窮した就修学を援助してきました。昨年度は、34名の生徒に一人あたり5万円、総額170万円の奨学金を支給することができました。どの申請内容も、もともと生活が苦しい中で、父母の病気や死去、失業などが重なり、日々の生活に困窮しているという訴えがありました。経済的に学業の継続が困難な生徒たちの緊急避難的な制度として返済不要の「愛高教奨学金」の役割は大きなものとなっています。

（2025年4月）