県立学校の再編将来構想に関する要請をしました

8月23日(月)、県教委が策定をすすめている「県立学校の再編将来構想」に関する要請を行いました。統廃合ではなく、少人数学級実現により生徒数減に対応すること。愛高教を検討会議に現場代表として参加させることなどを要請しました。

以下は要請書です。

2021年8月23日
愛知県教育委員会
教育長 長谷川 洋 様

愛知県高等学校教職員組合
執行委員長  加藤 聡也

県立学校の再編将来構想に関する要請書

 

日頃は、県立学校の教育条件整備にご尽力いただき、感謝申し上げます。

今年度は、高校入試で2600名を超える大幅欠員が生じました。欠員の原因を究明するとともに、高校入試の抜本的改革、校則の見直しなど生徒の自主的・主体的な学校づくりが必要です。

また、10年後には県内中学三年生の生徒数が約1万名減少すると言われています。貴教育委員会におかれましては、県立学校の再編将来構想を、年内公表をめざし策定中とされています。「第四次愛知県教育振興基本計画」に「少人数教育等、学び環境の充実」として「教職員定数を改善し、小学校、中学校、高等学校の全ての学年において、少人数学級の早期実現を目指す」とあるように、生徒の学びの保障と欠員を解消するため、少人数学級を魅力ある県立学校づくりの柱とするような構想とするべきです。

以上の観点から、下記の事項を要請します。

1 生徒数減少による学校統廃合や募集停止は行わず、少人数学級実現により生徒数減に対応すること。

2 「県立学校の再編将来構想」について、検討会議に愛高教代表を参加させること。

以上