F35をこの地で飛ばさない

第24回小牧平和県民集会(10/4)
10月4日、小牧市市之久田中央公園で第24回小牧平和県民集会が開かれた。今年の大きなテーマはF35ステルス戦闘機である。県営名古屋空港に隣接する三菱重工小牧南工場が、アジア地域のF35整備拠点(リージョナルデポ)に決定され、去る7月から実際の運用が始まっている。
F35は欠陥機として有名であり、集会参加者の多くは「危険なF35をこの地で飛ばさせてはならない」との思いを共有していた。
また、集会の発言の中で10月1日に起きたKC767空中給油輸送機による部品落下事故が報告されていたが、例年、年間4、5件は自衛隊機による部品落下事故や故障による滑走路封鎖が起きている。たいていの場合、周辺自治体や市民団体が抗議して原因究明と解決策を文書回答するように求めるのだが、文書回答をしたことは一度もないそうである。
集会は約1時間で終わり、集会参加者は名鉄小牧駅まで行進した。集会参加者は約350名で、愛高教からは10名近くが参加した。(「愛高教情報」2020年11月11日)