対県教財窓口交渉が行われました(7/6)

教育財政に関わって、職場からの要求を県教委に直接伝える「対県教財窓口交渉」が、7月6日に名古屋薬業健保会館で開催されました。本年度は新型コロナウイルス感染防止対策として、会場に入る人数を制限しての開催となりましたが、全県から多くの支部や専門部、分会の教財担当者らが参加し、財務施設課と特別支援教育課の担当者に現状を訴えました。

専門部や各支部からは、「クラブハウスの屋根の縁がひび割れて、落下して危険な状態になっているので早く直してほしい」「野球のグラウンドと隣接するテニスコートへの飛球が危険なので、一刻も早くフェンスを伸張してほしい」「工業科の職員室や実習室にエアコンがついていない。資材を保管する部屋にはエアコンをつけるのに、なぜ職員や生徒がいる部屋にはつけてくれないのか」「新型コロナ感染対策のためのスクールバスの増車を期間限定にせず、障害児学校の過大過密が解消されて、バスの長時間過密乗車問題が解決されるまで続けてほしい」などの訴えがありました。

発言では、尾東支部の分会から、設備が充実した私学と老朽化した県立との格差が定員割れにつながっていること、教育のICT化の環境整備が急務であることを指摘。

また尾北支部の分会から、エアコンの運用による私費負担の増加、学校で必要としているものが購入しやすいよう予算の柔軟な運用の必要性などが指摘されました。

県立学校に通う生徒とそこで働く教職員にとって、学校が安全・安心で豊かな学びの場となるよう、これらの要求実現に向け、愛高教は今後も県などに対し、引き続き訴えていきます。
(「愛高教情報」2020年7月15日)