やはり「1年単位の変形労働時間制」は大問題 全県労安学習会(2/15)

今年度の全県労安学習会では、大原記念労働科学研究所の佐々木さんを講師に、「『1年単位の変形労働時間制』と教員の健康」と題した講演が行われました。
講演の中で、佐々木さんは「1年単位の変形労働時間制」の問題点として「能率が落ちてますます残業時間が増える」等をあげ、その結果「睡眠に影響がでる」としました。具体的には「睡眠は疲労回復のために除波睡眠とストレス解消のためのレム睡眠に分けられるが、睡眠時間が減るとレム睡眠が減る。その結果、『ストレスが解消できない』などの問題につながる」としました。そして、最後に「『1年単位の変形労働時間制』は時代錯誤」と断じました。
引き続き「1年単位の変形労働時間制」を県レベルで導入させないとりくみが必要不可欠です。
(「愛高教情報」2020年3月4日)